スタッフ日記 | 米国で一番怖い仕事は?

平成23年11月22日(火)

アメリカ人が一番、怖いなあと思っている仕事は?
アメリカの就職情報サイトの「CareerBuilder」が、「怖い仕事」と「職場で怖いこと」について、18歳以上のフルタイム勤務の正社員4,384人にアンケートを実施しました。

それによると、最も怖いと感じられている仕事は不発弾などの爆弾処理だそうです。確かに危険を伴いますし、不測の事態が起こるかもしれず、本当に厳しい仕事です。アメリカでは地雷処理などもこの仕事の中に入るのでしょうか。

日本では第二次世界大戦中に投下された不発弾が建設現場で発見された場合、近隣の住民を避難させて処理をしてくれるのは自衛隊の方々だそうです。しかも公務なので、それほど手当をもらえるわけではないという噂が...。

続いて「アラスカ蟹漁師」が上がっています。ずいぶん地域が限定された職業ですね。アラスカでの蟹漁は他の地域の漁に比べて、それほど危険だということでしょう。数年前に小林多喜二の「蟹工船」がブームになりましたが、本当にきつい仕事なんですね。

アメリカ人が「職場で怖い」と思っていることは、「解雇」で、3人に1人(36%)が挙げているそうです。次が「給与カット」で13%。うーん、このあたりは景気の悪い日本とアメリカでほとんど同じではないでしょうか。意外なことに「人前でのプレゼンテーション」も上位に上がっています。「プレゼン」好きと思われているアメリカ人にとっても、実は人前で発表するのは大変な事なんですね。共感しますね。

それにしても福島第二原発の収束のために従事してくれている数多くの方たちに感謝をしなければ。命と隣合わせの仕事は、従事している人の「使命感」に支えられているのでしょう。