スタッフ日記 | この冬は寒くなりそう?

平成23年11月16日(水)

今朝は一段と寒くなりましたね。
最近、テレビの気象予報士はそれぞれの個性を活かし、長期予測を発表していますね。個人的には日本テレビの木原実予報士のコメントがわかりやすくて好きです。

今年も暖冬かと思いきや、数日前に気象庁が発表した今年の冬の長期予報によると、西日本を中心に厳しい冬となり、雪の日も多くなるというのです。

その原因となるのが「ラニーニャ現象」です。気象庁によると、先月、南米大陸・ペルー沖の赤道付近で、海面水温が基準値と比べて0.9℃低くなる「ラニーニャ現象」が発生していることがわかったそうです。この現象は来年春頃まで続くと見られています。

「ラニーニャ現象」は、南東貿易風が強まり、西に向かう海流が強まるため、ペルー沖では深海からの冷水が湧き上がり、水温が低くなるという現象が起こります。日本ではこの現象が起きた年の夏は猛暑、冬は厳しい寒さになる傾向があります。つまり寒暖の差が激しい、体にきつい1年になるということです。

今年は大震災、猛暑、豪雨、そしてこれからは厳冬ですか...。本当に厳しい1年になりそうですが、頑張りましょう。