スタッフ日記 | トヨタがついに軽自動車市場へ参入

平成23年9月28日(水)

トヨタ自動車が今月26日、ついに軽自動車市場に参入した。自動車メーカーの中では最後発。

トヨタは既に軽自動車メーカーのダイハツ工業を傘下におさめており、今回発表された軽自動車「ピクシス スペース」は、ダイハツ工業の「ムーヴコンテ」をOEM調達したもの。価格は112万円から。カローラ店とネッツ店を中心に販売される。

トヨタは2010年9月に、ダイハツと軽自動車のOEM調達で合意。3車種を年間6万台販売すると発表した。今回のピクシス スペースがその第1弾。ただトヨタの場合、ダイハツ販売店との競合や自社の小型車との兼ね合いなど、食い合いになる可能性もあるため、当面は3車種合計で6万台に限定したという。

OEMとはいえ、自動車メーカー最大手のトヨタが軽という「垣根」を乗り越えたという影響は大きいようだ。

軽自動車天国の鳥取では100世帯あたりの軽自動車保有数が98台!鳥取に限らず、大都市でも軽自動車人気は高まっている。迎え撃つ軽自動車メーカー各社も気を引き締めている。軽自動車分野で競争が激しくなれば、消費者にとっては、高性能で低価格な車種が出てくれるのではないかと期待が高まっている。