スタッフ日記 | 鳩山内閣、発足!

平成21年9月17日(木)

9月16日、鳩山由紀夫内閣が発足しました。
閣僚の顔ぶれを見ると、国土交通担当の前原誠司氏(47歳)、財務担当の藤井 裕久氏(77歳)、そして消費者・少子化担当の女性議員、福島端穂氏(53歳)、法務担当の千葉景子氏(61歳)と老若男女揃った印象。しかし比較的、初めて見る顔が多いという気がしています。
有識者がみると「党内の各グループからバランス良く起用することで、内閣の運営をスムーズに運びたいという意図がみえる」とのこと。

しかし街角インタビューでは、民主党に期待して投票したのに、違う政党の代表が多く入閣し投票した意味がないという反対意見も聞かれます。選挙戦ではしのぎを削った他党の閣僚が入ることで、舵取りが難しくなるのか、それとも反対政党を抱き込むことで、逆に閣議がスムーズに進められるのか、鳩山首相と民主党幹部の手腕が問われることでしょう。

それにしてもこれほど国民の期待が集まった選挙は近年なかったと思います。「宇宙人」と評される飄々とした鳩山首相の雰囲気に、不思議な期待感が高まるのかも。とにかく問題は山積み。八ツ場ダム建設など、公約に掲げているからといって、むやみに建設中止にするのではなく、住民の意向に耳を傾け、前自民党政権が残した負の遺産を処理し、国民の期待に応えて欲しいと思います。