スタッフ日記 | コンビニ売上好調

平成23年7月21日(木)

昨日(20日)日本フランチャイズチェーン協会が発表した6月のコンビニエンスストア主要10社の既存店売上高は、前年同月比9.0%増で、これは8カ月連続のプラスだということです。
景気低迷の中、全般的に売上が鈍る流通業の中にあって、気を吐いている印象です。

この売上増の理由として、様々な要因があると言います。

まず大震災によって、まとめ買いをする人が増えたこと。実際1人当たりの平均客単価は6.1%増で7カ月連続のプラスでした。

また暑い日が続いたため、ソフトドリンクやアイスクリームが売れたためだということです。

商品別では、たばこや日用品などの非食品が前年同月に比べて28.6%増で、5月の22.9%増に引き続き、大幅な伸びをみせています。この理由として日本たばこ産業が出荷量を限定しているたばこが自動販売機で品薄になり、コンビニでまとめ買いする人が増えたからだといわれています。

また節電、サマータイムの実施によってお弁当や総菜が売れていること。コンビニ各社が実施しているお弁当やおにぎりの割引キャンペーンも功を奏しているようです。
 
 一方、気温の割に伸びていないのはアルコール飲料で、飲料各社が震災の影響で新商品の発売を相次いで見送ったことから、売上の伸びは今一つでした。

 これだけ猛暑が続くと、つい飲み物を買ってしまいますよね。この夏のコンビニはまた売上を伸ばしそうです。