スタッフ日記 |  難航中...、「侍ジャパン」の監督

平成24年7月10日(火)

来年3月に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「侍ジャパン」日本代表監督がロンドン五輪終了後の8月下旬に決定することになった。

監督選考は加藤良三コミッショナー、WBC特別顧問のソフトバンク・王貞治球団会長と協議して進めているが、今回は現状では日本プロ野球選手会が出場を表明していないため、ますます人選は難航しているそうなのだ。さらに加藤良三コミッショナーの再任について複数の球団が承認していないなどの逆風もある。

そういえば前回の選考時も同様に難航し、巨人・原監督の就任決定は10月下旬にずれ込んだ。今回は11月に侍ジャパンの対外試合を予定していることなどから、早期に決定しなければならない。

目下のところ、日本一になったソフトバンク・秋山監督や前中日監督の落合博満氏らが有力候補だ。しかし何といっても3連覇の重圧は相当なものだ。「勝ってふつう。負ければたたかれる」こんな厳しい状況ではなかなか難しいだろう。

かつて2009年サッカーのワールドカップ杯の時、試合に負けた岡田武史監督に対して、ツィッターやネットの掲示板で、散々暴言が書き込まれたが、日本チームの快進撃後は「岡ちゃん、ごめんね」の嵐...。「岡ちゃん、ごめんね」は2010年の流行語大賞にノミネートもされた。
負けたら確かに悔しいけれど、やった業績に対しては評価しましょうよ!!オリンピックもね。