スタッフ日記 | 赤色色素にご注意!?

平成24年6月1日(金)

「コチニール色素」という着色料の名称を聞いたことはありませんか?この色素は主に中南米に生息するカイガラムシ科のエンジムシのメスから採った色素なのです。

虫から...!と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、はるか昔からさまざまな食品に使われた
「天然着色料」に分類される着色料です。えんじ色というのはこのエンジ虫からきているそうです。

よく使用されているのがハム、ソーセージなどです。またイチゴ牛乳など赤い色を出すために使われます。健康飲料であるファイブミニがコチニール色素を使用しているということで話題になったこともありましたね。また口紅などの化粧品にも使用されています。

虫から色素を採取する方法をネットで調べましたが、知ってしまうと「イチゴ牛乳」が飲めなくなりそうです。
エンジムシのメスが卵をもって2倍に膨らんでいる時に、サボテンについたこの虫を集めて熱湯で煮沸し天日で乾燥させるそうですよ( ̄□ ̄;)!!。色素を採取するのはメスからだけだそうです。

しかし最近、このコチニール色素が原因でアレルギー発祥の恐れがあると消費者庁が注意を喚起しています。小麦に由来するアレルギーで問題となった「茶のしずく」と同様、繰り返し摂取することでアレルギー反応が起きるようです。ご注意を!