スタッフ日記 | 東欧で肥満児が急増!

平成22年3月31日(水)

東欧で肥満児が急増しているそうです。
ルーマニアでは東西冷戦期には、一般市民は満足に食べられないことが多く、肥満が「豊かさの象徴」であったそうです。ところが1989年のチャウシェスク政権崩壊後、西側の文化が入ってくるにしたがって、ファーストフードが一般市民の食生活の中に身近に取り入れられるようになり、食生活が激変したといわれています。

現在、国民の4人に1人が肥満で、特に子供の肥満は冷戦時代の2倍の8%にもなるといいます。
これに対し、母親たちは子供を体操教室や食育教室に通わせなど肥満解消に頭を悩ませているということです。

日本では「学校保健統計調査」のデータによると、幼稚園、中学生、高校生は若干の増加にとどまっていますが、小学生の肥満児の割合が年々増えており、平成10年には2.8%となっており、特に男子の肥満が多いそうです。

幼い頃にファーストフードを食べた人は、大人になってもその味を忘れないと言います。今、ファーストフードを食べている子供たちは、大人になっても利用することでしょう。我が家でもよく利用するので、ファーストフードを全面的に否定するわけではありませんが、国の代表的な食材や料理の中でファーストフードを上手に取り入れられるといいですよね。    (マザーズ北本)