スタッフ日記 | ACジャパン、謝罪文を出す

平成23年3月26日(金)

東日本大震災後、テレビをつけると流れてくるACジャパン(旧公共広告機構)のCM。これに対して「しつこい」という苦情が多数寄せられ、ACジャパンが3月18日に謝罪文を出しました。

ACジャパンは「住みよい社会作りに貢献することを目的として全国の企業が集まった団体」です。
その謝罪文によると、現在民放各局で大量に放送されているACジャパンのCMは、同団体の会員である放送各局の判断で、必要と思われた場合に放送される広告素材だそうです。

今回未曾有の大惨事となったことを受けて、多くの企業がCMの放送を自粛した結果、ACジャパンのCMが放送されていますが、これらのCMは必ずしも非常時に対応できるようには作られておらず、視聴者に不快な思いをさせたことに対して「心より深くお詫び申し上げる」ということです。

すでに視聴者の負担を軽減するためにCMの最後に流れる「エーシー」という音声が削除されたものが放映されていたり被災された人々を応援する臨時キャンペーンCMを企画、制作中であるとしています。

過去にも大きな事件や事故の後、一時的にCMを自粛することがありましたが、今回は未曾有の大災害となり、テレビ番組も放映されず、視聴者も精神的にストレスがたまっていたため、やり玉に挙がってしまったといえるでしょう。

ACジャパンが悪いわけではないと思いますが、最近やっと流れ始めた一般のCMにほっとしている方が多いのではないでしょうか。