スタッフ日記 | 光通信勧誘のトラブル

平成23年2月19日(金)

インターネット回線の一つである光通信サービスの消費者トラブルが増えています。国民生活センターによると、強引な勧誘を受けたとする苦情相談が前年の同じ時期の1.6倍になっているといいます。

光通信は、従来の主流であったADSLに比べると高速で大容量のデータの通信にふさわしいとされています。このため光通信事業者と代理店契約を結んでいる会社が営業を行って、大々的に勧誘を行っているそうです。ところが電気通信サービス業の中には8日間のクーリングオフが適用されないため、一度、契約してしまうとあとで解約できないばかりか、直後に「しまった!」と思って解約しようとすると解約手数料を取られてしまうことさえあるとか。

年配者の中にはインターネットもやっていないのに、無理やり契約させられるケースや、7月に実施される「地デジ」への切り替えと勘違いして、慌てて契約するケースもあるそうです。

それにしても訪問販売でありながらクーリングオフの適用外という温床を悪用するこの商法、取り締まれる法律の見直しを早急にしてほしいものです。(マザーズ北本)