会社設立お役立ち情報 | 朝活(かつ)あれこれ

平成22年12月14日(火)

ここ2~3年、出勤前の朝の時間帯を活用する「朝活」というライフスタイルが定着しつつあります。
睡眠をとった後の朝の時間帯というのは、脳が最も活発に働く時間といわれています。脳の働きは、午前中にピークに達し、午後から低下していくといいますから、まさに「早起きは三文の徳」。集中力がある時間帯なので短時間で効果を上げることができるようです。

朝から英語やマネジメントのセミナーを受け自己啓発したり、ヨガや太極拳でリフレッシュをするのはもはやあたりまえ。最近では朝からラーメンが食べられるお店がオープンし「朝ラー」ができたり、何と朝からお酒が飲める「朝飲み」できるお店もあるといいます。こうした朝活の場が、職場に近ければ通勤ラッシュからも開放されるわけです。

一方、朝活というと外でと思いがちですが、家の中でだって早朝に起きてNHKのラジオ講座を聞いたり、ゆっくり朝ぶろにつかったりというインドア派も実は多いようです。

いいことづくめのような朝活ですが、専門家は行き過ぎに注意と言っています。本来、朝が苦手なのにブームに踊らされて、隙間の時間も埋めなくては気が済まなくなり、常に時間に追われるようならば逆効果と指摘しています。