会社設立お役立ち情報 | 自転車の取締が強化されます

平成23年10月19日(水)

自転車の深刻な事故が多発しています。
このため警視庁ではついに道路交通法の規定通り、子供や高齢者らを除き車道の左側を走るよう促し、走行可能な歩道を走る場合も安全に走行するように指導を強化するようです。

最近、話題になっているのがブレーキが付いていない「ピスト自転車」と呼ばれるタイプ。競技用に作られたためスピードが出る上に、ブレーキが付いていないため事故が多く、2月には渋谷区でピスト自転車による事故で60代の女性が亡くなっている。このため取り締まりが強化されており、お笑い芸人も摘発されています。

東京都内で昨年起きた歩行者と自転車の事故は1039件で、今年8月までの事故全体に占める自転車関連事故の割合は37.8%で過去最高を更新しています。

現在は私自身、自転車で広い歩道は走っています。ところがこれは違法であって、実際は自転車は基本的に車道の左側を走るのが正しいのです。このため警視庁では車道の左側を線で区切る自転車レーンのほか、路面を色分けして自転車と歩行者の通行部分を明示した歩道の整備を進めるということです。現在は自転車レーンが13カ所9キロ、カラー舗装歩道が40カ所37キロにとどまっているものを3年以内に計10カ所31キロを新設する方針を決めているそうです。

しかし現実問題として、とても狭くて車道を走れないような道路もあり、右折する時はどうやって曲がるのかなど自転車走行についての知識を再確認する必要がありそうです。