会社設立お役立ち情報 | 今年のデパートバーゲンは?

平成24年7月18日(水)

先週、13日からスタートの某百貨店のバーゲンに行ってきました。今年はとても商品が充実していて、欲しいものが手の届く金額までプライスダウンしていると感じました。何でかなあ??
それもそのはず、実はバーゲンに疎い私は知らなかったのですが、百貨店業界では7月13日のバーゲンセールスタートという激変が起きていたからだったのです!


例年、夏の百貨店は7月初頭から開始してますが、今年は三越伊勢丹HDが率先してセールの後ろ倒しに動いていたのです。
その理由は、過去の前倒しのセールが、百貨店業界の売上向上に決してプラスではなかったからだといいます。セールに入るとアパレルメーカーは生産を止めてしまうそうです。つまり実際に消費者が洋服を購入する7月に希望のサイズとカラーが品薄になってしまうというわけ。百貨店にとっては、一番売りこめる時期に商機を逃す結果となり、消費者にとっては、いざセールに行っても欲しいモノが品薄という事態になっていたということなのです。

今夏は三越伊勢丹HDの提案が急だったために、百貨店業界も混乱しました。足並みをそろえた京王、東急などのグループと、従来通り6月末もしくは7月1日からスタートさせた大丸、松坂屋、高島屋、東武、西武デパートとさまざま。またアパレルメーカーも出店する百貨店にあわせたメーカーと7月13日までセールを待ったメーカーとに分かれたようです。

最近、消費者のトレンドは「欲しいものを欲しい時期に」だそうですし、13日に遅らせた方が結果として売上増になるかもしれませんね。