会社設立お役立ち情報 | 「梅雨入り」宣言は意外と...

平成24年6月11日(月)

気象庁は関東地方が9日(土)に梅雨入りしたと発表しました。折しも土曜日は冷たい雨となりましたが、翌日10日(日)は一転、夏日となり予想された雨もほとんど降りませんでした。このように梅雨入りが発表された直後に晴れることってよくありますね。「梅雨入り」は何を持って決められるのでしょうか?

気象庁が「梅雨の時期に関する気象情報」として発表したコメントは次のとおり。
「北海道を除く日本各地を12地方に区分し、そこを担当する気象台と気象庁予報課が向こう1週間程度の天気を予測。それ以前に比べて雨の日が増え、日照時間が少なくなるだろうと判断した5日前後の概ね中日を"梅雨入り"。その前の期間に比べて雨の日が減り、日照時間が多くなるだろうと判断した5日前後の概ね中日を"梅雨明け"としています。」

うーん、何とも曖昧な...。
「実は梅雨と降水量に直接の関係はありません。梅雨の時期は、天候が安定せず、雨が降りやすい傾向にあります。しかし、年によって降水量はまったく違うので、何ミリ以上雨が降るから梅雨"という判断をしているわけではないのです」
ということだそうです。

膨大なデータを駆使して細かくタイミングをはかっているのかと思いきや、天気は当てにはならないということでしょうか。結局「梅雨入り」、「梅雨明け」を最終的に確定するのは、梅雨が終わってからなのだそうです。だから空振りも仕方ないか。

そうそう、梅雨明けのタイプは「梅雨前線北上型」と「梅雨前線南下型」があるそうですよ。今年はどうなるのでしょうか。