会社設立お役立ち情報 | 生涯未婚率が急上昇

平成24年5月1日(火)

今日の読売新聞に「生涯未婚率」の記事が出ていました。

「生涯未婚率」とは、50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合だそうです。2010年の未婚率は、男性20・1%、女性10・6%と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達したことがわかりました。

それにしても驚いたのは、30年前に比べると生涯未婚率が急上昇しているということです。1980年時の生涯未婚率は、男性2・6%、女性4・5%なので、今回のデータは30年前より男性が約8倍、女性が2倍以上に増えことになります。増えているのだろうなあと思ってはいましたが、この数値は衝撃ですね。

それに加え、ここ数年減少傾向はあるものの、依然として年間25万組もの離婚件数があることを考えると、少子化に歯止めがかかるはずがありませんよね。少子化や人口減少はもはや食い止められないのではないでしょうか。

なぜ結婚しないのか。2010年版「子ども・子育て白書」に掲載されたアンケートによると、男女の結婚観の違いが浮かび上がりました。全国の20歳~48歳の男女10,054人を対象としたインターネットアンケートの「結婚しない理由」の中で、男女・年齢問わず断トツの1位は「適当な相手にめぐり合わないから」でしたが、2位以降では男女の違いが表れました。男性は「結婚資金や生活資金が足りない」という経済的な理由を上げているのに対し、一方、女性は「現在の自由や気楽さを重視したいから」という理由を挙げた人が多かったようです。

結婚しても独身時代のような自由、気楽さを与えられる経済力を持った男性でないと結婚は難しいのか...。男性にとって厳しい厳しい時代です。