会社設立お役立ち情報 | 株主の種類

株主とは、株式会社の持主の一人であり、その株式会社の利益の一部を配当としてもらうことができ、その株式会社の経営に参加することができます。一般的に使われている株主には次のような種類があります。

①主要株主 
「自己又は他人(仮設人を含む)の名義をもって発行済株式の総数の100分の10以上の株式(株式の所有の態様その他の事情を勘案して内閣府令で定めるものを除く)を有している株主」のこと。
②大株主 
持ち株比率の高い株主のことですが、厳密な定義はありません。
③筆頭株主 
文字通り持ち株比率が一番高い株主のこと。一般的には親会社や創業者一族や資本提携の企業、主要取引先銀行や機関投資家などが筆頭株主となることが多いとされています。
④安定株主 
厳密な規定はありませんが、その企業の業績や株価など目先の動きには左右せず、長期にその会社の企業の株式を保有する株主のことです。その企業の役員や従業員持株会、その企業の取引関係などから株式を保有している金融機関や取引先企業などのことを指します。
⑤浮動株主 
業績や株価に反応し、短期で株式を売却すると思われる株主。厳密な定義ははありません。なお、⑥外国人株主 
外国に居住地を有する個人・法人の株主。外国人株主の持ち株比率4割とも言われ、こうした外国人投資家の動向を無視することは出来ません。